人生の自己評価
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- 人生の自己評価(1) 人生のパノラマビジョン
いわゆる「地獄」という世界が存在するわけではありませんが、死後に、各人にとっての「地獄」があるとすれば、それは、反省のために自分自身の人生を振り返る瞬間の心の状態のことです。
指導役の意識体たちは、今終えてきたばかりの人生を回顧するようにうながし、目の前でパノラマのように、その一生のビジョンを見せてくれます。
そのビジョンを見ながら、終えてきた人生における後悔や罪悪感、自責の念が、心の底からわき上がってくるのです。 - 人生の自己評価(2) どれだけ人を愛したか
退行催眠の被験者や臨死体験者の証言によると、私たちの誰もが、人生を
再現するビジョンを見せられながら、終えてきた人生における全ての言動の
説明を求められます。
そして、そこで問題とされるのは、私たち一人一人の誠実さ、道徳性のみだ
そうです。
言い換えれば、例えば有名な大スターや、大企業の社長や、総理大臣になったとしても、その人生で多くの人を裏切り、傷付けてしまった場合には、悶え苦しみながら深く反省することになります。
- 人生の自己評価(3) 悲痛と恥の涙
「光の存在が私を包み込むと、私の全人生の回想が始まった。ダムが崩壊し、脳裏にしまいこまれていた記憶が、全部あふれ出したような感じだった。この人生の回想は、楽しいものとは言えなかった。はじめから終わりまで、私は
胸の悪くなるような現実を突きつけられることになった。私は、実に嫌な人間
だった。利己的で、意地の悪い男だった。」 - 人生の自己評価(4) 終えた人生の回想
更に、ベトナム戦争に参加して、敵兵を射殺した場面を次々と思い出した彼は、その時の心境をこう語っています。
「私は引き金を引き、ライフルの反動を身体に受けた。一瞬、間をおいてから、彼の頭が吹き飛び、その身体ががっくりと倒れこんだ。当時、私が実際に目にした光景は、そういうものだった。
ところが、回想した時は、私はその北ベトナムの大佐の視点から、この事件を体験していた。
彼が受けたはずの身体の痛みは感じなかったが、自分の頭がふき飛ばされた時の彼の混乱と、身体を離れ、もう二度と家に帰れないだろうと気づいた時の、彼の悲しみを感じ取った。
そして、感情の連鎖反応が起こり、一家の働き手を失ったと知った時の、彼の家族の悲痛までもが伝わってきたのだ」
しかも、自分が直接に手を下したわけでもなく、自分が輸送した武器によって多くのベトナム人が殺される光景や、父親が殺されたと知って泣き叫ぶ子供
たちの姿を、徹底的に「光の存在」から見せられます。 - 人生の自己評価(5) 人間関係の因果応報
この証言は、人生という学びの機会を通じて、いわゆる「因果応報」の法則が働いていることを示しています。
つまり、
「自分が誰かを傷付けると、いつか必ず、自分も誰かから同じくらい傷付けられ、逆に自分が助けてあげると、いつか必ず、自分も誰かから同じように助けてもらえる」、
という法則です。
必ずしも、自分が傷付けたり助けたりした同じ相手から返ってくる訳でなく、
一見すると全然無関係の人から返ってくることも多いものの、それでも目に
見えないところで深くつながっています。