ブレークスルー成功哲学のトップページ物質世界への再訪 > 物質世界への再訪(5) 「こころ」としての自覚(3)

物質世界への再訪(5) 「こころ」としての自覚(3)

妹と一緒に相談しながら両親を選び、「神様」(本書でいう「指導役の光」?)の承諾を得て生まれてきたことや、生まれる前は肉体を持っていないので自由かつ瞬時に移動できることなど、大人たちが催眠によって思い出すことと同じ現象を答えて
います。
 


しかも、(妹さんの意識と)「お話はしない」と答えているのは、「口を使って会話を
する必要はない」ということ、つまりトランスパーソナルな状態で自由に意思を通じ合えることを、子供なりの表現で教えてくれているのです。


そのうえ、「舞ちゃんはまだ三歳だから、神様のお顔を覚えているかもしれないから、聞いてみたら」という言葉は、「小さい頃には生まれる前のことをよく覚えているが、大きくなるにつれて忘れていく」という現象を、彼女自身の実体験として、ごく自然に証言しているの
です。


さらに、人間、犬、猫といった生物が、生命の種類ごとに固有のエネルギーを
持っていることについても、催眠によって得られる証言内容と一致してます。


たとえば、ウィリストン博士の被験者の一人は、催眠状態で次のように語っています。

D 動物も、その本質は意識体なのですか?
C ええ。ですが、動物の意識体は、人間の意識体とは別の世界にいます。
動物の意識体は、人間の意識体の親戚のようなものですが同じものでは
ありません。
しかし、結局は、どの意識体も、同じ創造物であることには変わりがないのです。

D 惑星については、どうですか?
C 惑星にも、もちろん意識体がいます。
石や、生命が宿っていないように見える物体も、みんな生きていて、意識を持っています。
しかし、そのような意識には個性がなく、生まれ変わることもありません。
常に一定の性質を示します。けれども、そうした意識体も、個別の特色を持たないだけで、意識体としての親戚であることには変わりはないのです。

D 人間が、動物に生まれ変わることは、あり得ますか?
C いいえ。人間は、人間にしか生まれ変われません。
エネルギーが交差することは、ありません。


ただし、「意識」は何にでも「宿る」ことができるため、人間以外の様々なものに宿ってみる
ことによって、貴重な学びを得ようとすることがあります。

そのような経験が、「自分が、動物や、植物や、石などに宿ってみて学びを積んだ時の
記憶」という形で、残っている人もいます。


したがって、そのような記憶は、人間以外のものに宿ってみた時の経験であり、動物や
植物や石として「生まれ変った」という訳ではありません。

たとえば、「ヘビに生まれ変るのが怖い」などと恐れる人がいますが、人間とヘビのエネルギーが交差することはありませんし、そもそも宇宙は万物平等ですから、「ヘビは人間よりもレベルの低い、怖い存在だ」と考えること自体が、間違った発想であると言えるでしょう。

実際に、民族によっては、ヘビは「聖なる、あこがれの存在なのですから。


ちなみに、「ビュンって来たから、痛いでしょ? それで、赤ちゃんはみんな泣くんだよ」という言葉の中の「痛い」は、実際の肉体的な痛みというよりも、「生まれてくると、自由が奪われて、肉体的に思い通りにならない面倒なことばかりで、イライラ
する」といった、精神的な痛みのことを、五歳の子供なりに感覚的に表現したのではないでしょうか。


そのように解釈すれば、大人たちが催眠によって思い出す誕生直後の感覚と、ぴったり
一致してくるのです。



飯田史彦 研究室へ ようこそ!(福島大学経済経営学類 教授)

(最後までお読み頂き、大変ありがとうございました。)


【あとがき】

生まれ変わりを信じている方でも、次、生まれ変わる時は人に生まれ変われるかどうか、心配される方が結構いらっしゃると思います。


新興宗教でも人はよっぽど徳を積まなきゃ人として生まれ変われないとか、地獄の存在を説き、徳を積むことを薦めたり、その宗教団体に帰依を薦めるような処が見られます。

人の生きる道として方便で説く分にはまあそれも仕方がないと思われますが、行き過ぎはどうでしょうか?


この宗教団体こそ唯一の救いだとか、この方が唯一の救世主だとか、そこまでいくと疑問になります。

謙虚さが必要だと思います。


人間は人間として生まれ変わって進化を目指しますし、地獄があるとしたら、自分で自分のやった行いに対して良心なる自分が自分で責める訳で、それが地獄の
責めのように感じられる場合があるのだと思います。


私は基本的に地獄は……、と思ってます。


<< 前のページ

次のページ >>

関連ページ

  • 物質世界への再訪(1) 新しい体との合体(1)

    自分で自分に与えた学びのプログラム、つまり問題集である人生を計画し、
    最適な両親を選ぶと、その親がまだ胎児を宿してない場合には妊娠を促し、
    妊娠をしている場合には、その胎児の中へと入っていきます。


    厳密な統計はありませんが、参考までに付記すると、ある医師の経験では、催眠中に、「妊娠三ヶ月前後の胎児の中に入っていった」と答えた人が、
    全体の七割前後を占めていたそうです。


  • 物質世界への再訪(2) 新しい体との合体(2)

    この被験者が催眠によって思い出している描写の中に、「新しい体と合体」と
    いう表現があることは、極めて重要です。

    「新しい体と」というからには、以前に「古い体」もあったことを示しており、
    しかも、「合体」という言葉によって、「元々別個の存在が一緒になる」と言う
    感覚を見事に表わしているからです。


    赤ちゃんの肉体(または脳)の中に、一つの意識体が入っていくことによって、その赤ちゃんは、「肉体+意識=人間」として完成されます。


  • 物質世界への再訪(3) 「こころ」としての自覚(1)

    ところが出てきてみると、この世界にすごく腹がたった。

    一生懸命やってみても、誰も私に注目してくれなかった。

    私のことを一番知っているのはこの私だと思っていたから、ますます腹が
    立って仕方がなかった。

    私は自分が何でも知っていて、何でも判ると思っていたし、実際よく知って
    いた。

    自分を人間であるというよりも、『こころ』そのものだと、何でも知っている賢い『こころ』そのものだと思っていた。

    だから無理やり勝手なことをされると、とても腹がたった


  • 物質世界への再訪(4) 「こころ」としての自覚(2)

    ここで、これまでの内容を要約してくれるような、興味深いお手紙をご紹介しましょう。

    ある日本人のお嬢さんが、五歳の子供に可能な精一杯の言語表現で、生まれる仕組みについて教えてくれています。


  • 物質世界への再訪(5) 「こころ」としての自覚(3)

    妹と一緒に相談しながら両親を選び、「神様」(本書でいう「指導役の光」?)の承諾を得て生まれてきたことや、生まれる前は肉体を持っていないので自由かつ瞬時に移動できることなど、大人たちが催眠によって思い出すことと同じ現象を答えています。 


  • 物質世界への再訪(6) 壮大な成長の旅(1)

    「光という意識体」たちは、人間でなく、あらゆる生命や地球や宇宙そのもの
    とも、つながりながら進化・成長しているようです。


    だからこそ、自分が本当に幸せになるためには、自分以外のあらゆる存在と一緒に幸せにならなければいけないのです。みながつながっている限り、自分一人だけが幸せになるという現象は、決してあり得ません。


  • 物質世界への再訪(7) 壮大な成長の旅(2)

     

    一番重要なのは、今回の人生で私たちがおかれた境遇は、決して偶然にもたらされたものではない、ということだ。

    私たちは、この世において、中間生で自分が選んだことを体現しているのだ。

    私たち自身が、中間生で肉体をもたない状態の時に決定したことによって、
    今回の人生が決まる。

    そして、どのような潜在意識(心がけ)で人生をいきていくかによって、悪運や良運が巡ってくるのである。

    たとえ、現状がいかに困難な境遇にあっても、その境遇にわが身をおいた
    のは、他ならぬ自分自身なのだ。

    人間はそれぞれ、『試練や苦難の中にこそ、学び成長するための最大の機会がある』ということを理解したうえで、その試練や苦難を探し出していくので
    ある。