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物質世界への再訪(4) 「こころ」としての自覚(2)

ここで、これまでの内容を要約してくれるような、興味深いお手紙をご紹介しましょう。

ある日本人のお嬢さんが、五歳の子供に可能な精一杯の言語表現で、生まれる仕組みについて教えてくれています。


飯田先生、昨夜は、大変有意義で楽しいひと時でした。

お目にかかれたこと、感激しております。

さて、今朝の出来事です。


私の長女、香里(五歳、仮名)が、いつものように、朝起きて、私の布団にもぐり込んで
まいりました。

私は、

「ちょっと、飯田先生から昨日聞いたことを、娘にきいてみようかな」

と思い立ち、ためしに聞いてみましたところ、驚いたことに、以下のようにしゃべり始めたのです。


昨日の先生のお話と余りにも一致した点が多く、びっくりしました。

家内も起きてまいりまして、びっくりして聞いていました。

しゃべる様子も、全く嘘とはかけ離れていて、実感として話している様子で、とても作り事とは思えませんでした。

以下、ご報告いたします。


日曜日早朝六時、香里(長女五歳)が私の布団にもぐり込んできたので、ふと質問して
みた。

私 香里ちゃんは、うまれてきた時のこと、覚えてる?
娘 あんまりよく覚えていない。
私 じゃあ、生まれてくる前のこと、覚えてる?
娘 生まれてくる前は、まだ、香里がいないから、覚えていない。
  (しばらくして)
  ……だけど、香里はお空にいたんだよ。
  そして、お空から、ビュンって、お母さんのお腹に入ったの。

私 !……そのお空のこと、覚えてる?
娘 そこには神様がいて、何でも言うこと聞いてくれるの。
きれい なんだよ。

そしてね、ジョン・ボールトさんっていう人がいて、神様のお手伝いをしているの。
神様のお顔は忘れちゃったけど、ジョン・ボールトさんは覚えているよ。
最初、女の人かなって思ったんだけど、茶色の髭があるの。
食べるものとか、なんでも神様が作ってくれて、ジョン・ボールトさんが持ってきてくれるの。

私 ジョン・ボルトさん?
娘 ジョン・ボールトさん。

私 そこには、舞ちゃん(次女三歳、仮名)もいたの?
娘 いたよ。舞ちゃんはまだ三歳だから、神様のお顔も覚えているかもしれないから、聞いてみたら?
 香里はね、舞ちゃんとお友達で、よく遊んでいたの。
本当は、三の日に来なくちゃいけなかったの。
 でも、舞ちゃんと遊んででて、来るのが遅くなっちゃったの。
  (香里は、予定日よりも遅く生まれてきました)
 こんなにちっちゃくなって、ビュンって来たから、痛いでしょ?
 それで、あかちゃんはみんな泣くんだよ。

私 お父さんとお母さんのところに来てくれて、ありがとう。
どうして来てくれたの?
娘 お空からはみんな見えるんだけど、ここなら優しいお父さんと お母さんかな、って
思ったの。

私 神様に言われて来たの?
娘 舞ちゃんと相談して来たの。神様も、いいよ、って言ったよ。
私 舞ちゃんと、いつも色々お話してたの?
娘 お話はしないの。
私 そうなの? 舞ちゃんと、いつも一緒にいたの?
娘 舞ちゃんは、東京にいたり色々なんだけど、あっちに行ったり来たりするの。
私 すぐ行けるの?
娘 すぐ行けるんだよ。

(朝食のため中断。その後、香里と車を取りに行く途中で)

私 さっきのお空のお国には、犬とか猫もいるの?
娘 そこは人間だけ。犬とか猫とかは、また別なの。
私 そうなんだ。楽しいの?
娘 すごくきれいなの。何でもできるの。
私 おじいちゃん(私の父、平成四年に他界)も、いた?
娘 いたよ……やっぱりいなかった……っていうか、おじいちゃんのことは、よくわかんない。

……という会話でした。


このお嬢さんは、最後に「おじいちゃんのことは、よくわかんない」と述べているように、
「わかること」と「わからないこと」をはっきり分けて認識しており、そのことが、証言内容
全体の信憑性を高めています。

単なる「でまかせ」であれば、適当に答えておけば良いはずであるにもかかわらず、「いたよ…やっぱりいなかった……と真剣に思い出そうと考えた末に、わざわざ「よくわかんない」と訂正しているほどなのです。



飯田史彦 研究室へ ようこそ!(福島大学経済経営学類 教授)


【あとがき】

自分で好んで生まれた訳じゃない、と嘯く人がいるけれど、それは大きな誤りだと
思います。

自分が自分の成長の為に最適な両親を選び、両親も子供として生まれてくることに了解している事実を…。

霊感を持った人たちなどが、色々講釈しているようですが、こういう基本的な真理を伝えて欲しいものです。


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