愛する故人との再会(2) 「鏡視」の実験方法

まず、静かな環境にあり、外部の光が入らない、真っ暗闇にすることのできる
小さな部屋を用意します。

部屋の一方の壁には、高さ1.2メートル、幅1メートルの鏡を、最下部が床から
90センチほど上にくるようにして取り付けます。

次に、すわり心地の良い安楽椅子を用意し、背もたれの最上部が鏡の最下部と
同じ位の高さになるように調整し、鏡の手前九十センチほどのところに置いて、
ほんの少し後方に傾けます。

こうすれば、被験者が楽に座れるだけでなく、自分の姿が鏡に映らなくなり、鏡を
見た時に自分の背後の暗闇だけが映るようになります。

そして、椅子のすぐ後ろには、十五ワットの薄暗い電球がついた、
小さな電気スタンドを置きます。

このようにすると、暗闇の中で背後からくる薄明かりと、背後の深い暗闇を覗くことができる鏡を備え、その前にリラックスした状態で座ることのできる、単純な仕組みの実験室ができ上がります。


ムーディ博士は、被験者たちに、一人でこの部屋に入ってもらい、安楽椅子に
座って鏡の奥の深い暗闇を、じっと覗いてもらいました。

早い人は数分、遅い人でも数十分ほどそうしていると、突然、鏡の中に景色や故人の姿が現れたり、故人の姿が鏡の中から飛び出してきたり、いきなり鏡の外側に
故人の姿が現れたりするのです。


被験者の中には、自分自身がそれまでは決して知らなかった情報や、知ることのできない情報を故人の意識体から教えられ、後になって、その情報の正確さを確認した人々も
いました。

さらに、被験者たちが実際に会うことができるのは、被験者自身が「この人に会いたい」と願った人物とは限らず、むしろ先方(現在は他界して意識体の状態でいる
故人)が、再会を強く望んでいる場合に現れてくることが判りました。


しかも、まだこの物質界に生きている人物や、一旦他界して再び物質世界に生まれ変わっていると思われる人物は、当然ながらいくら願っても現れてくれず、代役の意識体が、
「あの人は今、来ることができないんです」と伝えてくれました。


これらの事実から、被験者たちが故人に会った体験は、精神の錯誤や空想、あるいは本人が「あの人に会いたい」と思う願望の投影ではないことが、証明されたのです。


被験者たちは、異口同音に、

「確かに生身の母がいました」
「彼の姿はとても明瞭で、60センチほど離れたところにいました。」
「しっかりした実態があって、透き通ったりはしていません。彼は動き回り、立体感がありました」
「夢ではありません。私は完全に目覚めていましたし、一瞬のことでもありません」
「自分で体験しなかったならば、信じられなかったでしょう。
でも、あのできごとが現実だったのは、間違いありません。
私の目の前には、確かに死んだ叔母たちがいたのです」

などと証言します。


つまり、ワイス博士の被験者の口を借りて現れた指導役の意識体たちが教えてくれたように、肉体を持っていない意識体が、この物質世界で生きている被験者たちに、生前の姿を立体的ビジョンとして見せてくれ、様々な会話をしてくれたのです。



飯田史彦 研究室へ ようこそ!(福島大学経済経営学類 教授)


【あとがき】

霊能者じゃなくても限られたコミュニケーションなら取れそうです。

しかし、私はちょっとした怖さを感じます。

私たちの廻りには目には見えないけど、この地上に意識体が結構いるのかも知れません。

この世に未練を残している意識体達です。

同じような波長を持っていると引き合いますから、自分の心がかなりクリーンになっていないと、思ってもみないような意識体が現れるかも知れません。

だから怖いのです。

霊能者と呼ばれる人もおりますが、彼らの魂というか、意識というかそのクリーン度が問題なのです。

金銭欲、名誉欲、色欲、自己主張、エゴに凝り固まった霊能者は要注意ですよ。

クリーンでなければ、高次元とはつながれませんから、降りてくるメッセージも低次元のものになります。

こんなものに振り回されてはたまりませんね。


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