過去の人生を語る子供たち
過去の人生を語る子供たち
ヴァージニア大学医学部精神科主任教授のイアン・スティーブンソン博士は、退行催眠という方法を用いないで過去生の存在を証明する有力な方法として、前世(一つの前の過去生)の記憶を持つ人々について研究しています。
スティーブンソン博士は、今回の人生では知ることができないはずの外国語(真性異言)を話す奇妙な子供達の存在に着目し、世界中から集めた事例を詳しく調査したのち、少なくとも三つの事例が十分に信頼できる科学的な証拠であることを確かめて、1994年に、次の様に結論付けました。
言葉を習ったに違いない。それは、前世の時代なのではないだろうか。それ故、信憑性のある真性異言の事例は、人間が人間が死後も生存を続けることを裏付ける、最有力の
証拠の一つになると、私は信じている。
また、スティーブンソン博士は、過去生の記憶を偶然にしゃべり始めた幼児の事例を、
世界中から集めてみました。
例えば、身体のどこかに「あざ」を持つ200人以上の子供が過去生の記憶を持っており、
彼らは一つ前の過去生(前世)において、あざと同じ所を弾丸や刀剣などの武器で傷つけられて殺されたのだ、と言い張るのです。
そこで、実際に子供たちが前世で生きていたという土地で確かめてみたところ、その内17人の事例について、子供たちが「前世でこの人物だった」という人物が本当に実在していた
ことがあり、実際に子供達の証言どおりの死に方をしたことを証明する、医師のカルテを
入手することができました。
その後、長年にわたる研究の末、スティーブンソン博士は、次の様に断言するにいたっています。
「私たちがこれまでに入手している生まれ変わりの証拠からすると、生きている人間には心、或いは、そう呼びたければ魂というものがあり、この世ではそのお蔭で
活動でき、死後にも生存を続けることができるということのようである。
これまでに蓄積された死後生存の証拠を、ほかの分野の科学者が先入観抜きで検討すれば、『人間は肉体以外の何者でもない』という様な憶測以外に、失うものは何もないと思う。少なくとも私が考える生まれ変わりは、進化論や遺伝学の知識を否定するものではない」
この結論に基づき、スティーブンソン博士は、生まれ変わりの仕組みについて、次のような仮説を立てています。
「宇宙には、物理的な世界と心理的(あるいは精神的)な世界の、少なくとも二つの世界がある。この二つの世界は、互いに影響を及ぼし合う。
私たちがこの世にいる場合には、肉体と結び付いているために、肉体なしには不可能な経験はさせてくれるであろうが、心の働きは制約を受ける。死んだ後には、
肉体の制約から解き放たれるので、心理的(精神的)な世界でのみ生活することになるであろう。
そして、その心理的世界でしばらく生活した後、その人達の一部或いは全員が、
新しい肉体と結び付くのではないだろうか。それを指して私たちは、生まれ変わったと呼ぶのである」
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退行催眠という方法を用いないで過去生の存在を証明する 有力な方法として、前世(一つの前の過去生)の記憶を持つ人々に ついて研究しています。 - 否定論者による証言
さて、これらの事実にも関らず、読者の中には、「そんなものは、自分が信じていることを、催眠状態の脳が勝手に映像化してみせているだけの幻に違いない」と、信憑性を疑う方もいらっしゃることでしょう。私自身も、自分で何度も体験して確認するまでは、信じることなどできませんでしたから、そのお気持ちはよくわかります。
そのような、健全な懐疑主義の方のために、前述のウィリストン博士のもとで、唯物論者(死後の生命や神の存在など、非物質的なものは全く信じない主義の人)が催眠状態で思い出した、次の証言も ご紹介しておきましょう。