別人が思い出した過去生の一致

【別人が思い出した過去生の一致】


ブライアン・L・ワイス博士は、思いもかけない事件によって、過去生の記憶が本物であると確証することになったと報告してます。


ある時、フィラデルフィア出身のダイアナという四十歳の女性が被験者となり、実の娘との間の激しい敵対関係で悩んでいることを、博士に告白しました。ダイアナは、その娘を産んで最初に両手に 抱いた瞬間から、その子に対して激しい嫌悪感を感じ、自分でもどうすればよいのか判らなかったほどだそうです。ダイアナの娘タマルは、十八歳になっていましたが、まるで二人は、今でも宿敵のようにいがみ合っているというのです。


そして、退行催眠に入ったダイアナは、現在の娘タマルとの間で、その昔、一人の男性を
奪い合った人生を思い出しました。しかも、そのお目当ての男性は、現在のダイアナの夫、つまりタマルの父親として生まれ変わっていることがわかったのです。その時の人生で、
余りにも激しくいがみ合った感情が、現在の人生にも引きづられて、二人を「どうしても相性のよくない関係」にしてしまっているのでした。


この過去生を思い出し、そのような無益な争いはやめようと思い直してから、ダイアナの
気持ちはすっかり改善されました。しかし、ダイアナは、自分が思い出した過去生について、なんとなく娘に話すのが恥ずかしかったのか、自分が退行催眠を受けたことを、タマルには秘密にしておきました。


ところが、ある時娘のタマルの方が、あるきっかけで、ワイス博士とは別の催眠療法士から、退行催眠を受ける機会がありました。そして、何と、母親のダイアナが見たのと全く同じ内容の、現在お父さんとして生きている意識体を、現在お母さんとして生きている意識体とのあいだで奪い合った過去生を思い出したのです。


タマルからその話を聞いたダイアナは、びっくりして、「実はお母さんも、別のお医者さんのところで、同じ過去生を思い出したの」と告白しました。その後、二人の関係は劇的に改善され、現在では、二人はとても仲のよい、友達のような親子になっているということです。


このように、二人の人間が、お互い知らない間に別の医師のもとで退行催眠を受け、そこで思い出した過去生が立場を変えて全く同じものであったという事例は、退行催眠によって
思い出す過去生が、単なる錯覚や作り話ではないことを証明しています。



飯田史彦 研究室へ ようこそ!(福島大学経済経営学類 教授)

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    そのような、健全な懐疑主義の方のために、前述のウィリストン博士のもとで、唯物論者(死後の生命や神の存在など、非物質的なものは全く信じない主義の人)が催眠状態で思い出した、次の証言も ご紹介しておきましょう。