人生の自己評価(2) どれだけ人を愛したか
退行催眠の被験者や臨死体験者の証言によると、私たちの誰もが、人生を再現 そして、そこで問題とされるのは、私たち一人一人の誠実さ、道徳性のみだそう
するビジョンを見せられながら、終えてきた人生における全ての言動の説明を求められます。
です。
例えば、恋人の喉を切って殺してしまった被験者は、自分も喉を切られたように感じ、生前に裏切り行為をしたある女性は、「あまりの恥ずかしさに、その三人(光の存在たち)を見上げることもできません でした」と回想しています。
ここで問われるのが、結局のところ、「どれだけ人々を愛したか」「常に良心的な これこそが、生まれ変わりの法則を司る、基本原則だということができるでしょう。
行動を取ったか」ということのみであり、この世で儲けたお金や、得た地位が評価
されないことは、極めて重要です。
言い換えれば、例えば有名な大スターや、大企業の社長や、総理大臣になったとしても、その人生で多くの人を裏切り、傷付けてしまった場合には、悶え苦しみながら深く反省することになります。
その逆に、たとえ一生をお金や地位とは全く無縁な農民として過ごしたり、社会的には
うだつの上がらないサラリーマンとして終わったとしても、その人生で多くの人々に愛情を与え、かかわった人々を幸せにしてきた場合には、指導役の意識体たちから大変称賛され、自分の成長度を確認して大いに満足することができるのです。
ただし、指導役の意識体たちは、いわゆる「エンマ大王」のように恐ろしい存在ではなく、
私たちが十分に反省したのを見ると、一転して回復と癒しのエネルギーを与えてくれます。ある被験者は、その時の感情を、このように表現しています。
「裁判官たちの前に出るのは恐ろしかったですが、すぐに心配ないと悟りました。みな優しく慈愛にあふれていて、怖れは消えました。」
指導役の意識体たちは、自分の罪を悔いる魂に、必要以上に自責の念をつのらせない
よう、人生のプラス面を指摘して勇気付けてくれます。
「さあ、元気を出しなさい。あなたの人生は、あなたが考えているほどには、悪くはなかったのだ」と。そして、「あなたは確かに多くの人々を傷付けましたが、あなたの知らない処で、同時に多くの人々を幸せにもしてきたのですよ」と。
指導役の意識体たちは、決していかめしく振舞ったりはせず、むしろ生徒たちを励まして
過去の過ちから学びとらせてやろうとする、いつくしみ深い教師のようだといいます。
そして、これまで何度にもわたって生まれ変わった人生の中での重要なエピソードを示しては助言を与え、たとえそれがいかに芳しくない人生だったとしても、「いかなる体験も、
あなたを成長させてくれるものなのですよ」と元気付けてくれるのです
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再現するビジョンを見せられながら、終えてきた人生における全ての言動の
説明を求められます。
そして、そこで問題とされるのは、私たち一人一人の誠実さ、道徳性のみだ
そうです。
言い換えれば、例えば有名な大スターや、大企業の社長や、総理大臣になったとしても、その人生で多くの人を裏切り、傷付けてしまった場合には、悶え苦しみながら深く反省することになります。
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つまり、
「自分が誰かを傷付けると、いつか必ず、自分も誰かから同じくらい傷付けられ、逆に自分が助けてあげると、いつか必ず、自分も誰かから同じように助けてもらえる」、
という法則です。
必ずしも、自分が傷付けたり助けたりした同じ相手から返ってくる訳でなく、
一見すると全然無関係の人から返ってくることも多いものの、それでも目に
見えないところで深くつながっています。