退行催眠の方法(1)

人間に、過去にも地球上で生きていた「過去の人生」があり、私たちが 何度も
生まれ変わっている可能性があるということが判ってきたのは、 この二十年くらい
の間に、「退行催眠」という精神医学の治療法が発達して きたからです。


「催眠」とは奇術でも魔法でもなく、「意識を特定の一点に集中させること」 にすぎません。


訓練された医師の誘導によって、被験者(実験台になって くれる人)や受診者(患者)の身体が十分にリラックスすると、医師の 指示通りに、忘れていた過去の記憶が蘇ってきます。


それを思い出すこと によって、原因不明の不安症を軽くしたり、恐怖心を取り除い
たりする ことができるのです。


また、催眠状態は眠り込んでいるわけではなく、被験者は自分の体験を すべて意識し、
医師の言葉に応じて、自分の意思で意見を述べたり、批判 したり、自らの記憶を調べることができます。


催眠とは、心の秘密を強制 的にしゃべらせるものではなく、記憶を無理やりに創作することでもあり ません。


過去の人生を思い出す場合にも、映画を見るように観察する場合もあれ ば、その人生の中に入り込んで感情的に反応したり、実際に物音が聞こえ たり、においを感じる場合もあります。


医師が催眠中の記憶を消す指示を しない限り、被験者は、催眠から覚めたあとにも催眠中の体験を全て覚え ており、本人が中止したいと思えば、いつでも自分の意思で催眠状態
から 抜け出すことができるのです。


深い催眠状態で自分の過去を次々と思い出している最中でも、被験者は 医師の質問に
答え、ふだんの言葉でしゃべり、思い出していることがらの 場所や時代を知ることが
できます。


退行催眠中の被験者は、「過去生という 映画の観客であると同時に、主人公でもあり、その映画の批評家でもある」 といえるでしょう。


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    生まれ変わっている可能性があるということが判ってきたのは、 この二十年
    くらいの間に、「退行催眠」という精神医学の治療法が発達して きたからです。


    深い催眠状態で自分の過去を次々と思い出している最中でも、被験者は 医師の質問
    に答え、ふだんの言葉でしゃべり、思い出していることがらの 場所や時代を知ることが
    できます。


  • 退行催眠の方法(2)

    「何年もの間、生まれ変わり仮説は私にとって悪夢 であり、それを否定しよう
    と、できる限りのことを行った。

    トランス状態で語られる光景はたわごとではないかと、被験者たちと議論さえした。

    あれから年月を経たが、どの被験者も信じていることがまちまちなのにも
    拘らず、次から次へと私に同じ様な話をするのである。

    現在までに1000件を遥かに超える事例を調査して、私は生まれ変わりの
    存在を認めないわけにはいかなくなった。」