人工合成化合物
実際にどんな物質が有害で、体にどんな作用をもたらすのでしょうか。
■人工合成化合物■
ホルムアルデヒド・人工有機フッ素化合物・臭素系難燃剤・
人工ムスク・DDT・
ポリ臭化ビフェニール類・有機塩素系殺虫剤・
スズ化合物など
環境ホルモンと呼ばれるもの、 合成剤や乳化剤、合成着色料などもこのグループです。
ホルモンバランスを崩したり、アレルギーの原因となることもある とされています。
人工合成化合物の摂取元、障害をもう少し詳しく観ていきましょう。
●ホルムアルデヒド
消毒剤や防腐剤に使われている他に、さまざまな樹脂の原料となり、
その樹脂は、
接着剤、塗料、食器、繊維の加工等に広く利用されて
います。
空気や水蒸気を通じて他のものに吸収されやすい性質を持っています。
【急性中毒】
ホルムアルデヒドガスを吸入すると眼・鼻・呼吸器が刺激され、 くしゃみ、咳、よだれ、涙がでます。高濃度になると呼吸困難・ 肺浮腫などを発生することもあります。
【慢性中毒】
吸入または接触により結膜炎、鼻咽喉炎、頑固な皮膚炎を 起こすことがあります。
【皮膚接触】
刺激性皮膚炎を起こすことがあります。
●人工有機フッ素化合物
フッ素系のコーティング剤・界面活性剤・難燃剤等の関連化合物が 合成され、特にコーティング剤としては家具・建築材や衣類等、 多用途に莫大な量が過去数十年に渡り使用されてきた。
ダイオキシンなど有機塩素化合物と比較しても極端に難分解性
(硫酸で24時間
煮沸しても安定)であり、蓄積されやすい。
●臭素系難燃剤
家電製品で用いられているプラスチック、ゴム、織物などの 可燃性物質に添加して、燃焼速度の減少または抑制させるために 使用される。
●ポリ臭化ビフェニール類
プラスチック類の添加剤(難燃剤)として使用される。
●有機塩素系殺虫剤
中毒症状としては、舌、口唇、顔、の知覚異常が現れる。
ついで運動神経、大脳皮質運動野の刺激症状として振るえが 始まる。
脂肪に溶けやすいため中毒の初期に脳に蓄積し、濃度の上昇
とともに症状は
徐々にしかし確実に進行し、運動失調、痙攣、
痙攣重積にいたる。
しかし、一旦蓄積したあと、少しずつ体の他の脂肪組織に移動し、
まもなく脳内濃度は
下がり、一定濃度以下になると痙攣は止む。
関連ページ
- 有害物質アレコレ
有害物質について
1. 有害金属
2. 人口合成化合物
3. 過剰症を引き起こす可能性のある栄養素
の視点から観ていきましょう。 - 有害金属
水銀・砒素・鉛・カドミウム・スズ・ベリリウム・アルミニウム・ニッケル・
トロンチウムなどがあげられます。
排泄されることなく、体に蓄積されてゆく金属。慢性疲労、肝臓・腎臓障害、
頭痛、慢性疲労、不眠、イライラ、しびれなどの原因となります。 - 人工合成化合物
ホルムアルデヒド・人工有機フッ素化合物・臭素系難燃剤・ 人工ムスク・
DDT・ポリ臭化ビフェニール類・有機塩素系殺虫剤・ スズ化合物など
環境ホルモンと呼ばれるもの、 合成剤や乳化剤、合成着色料なども
このグループです。
- 過剰症を引き起こす可能性がある栄養素(1)
糖質・脂質・ナトリウム(塩分)・カルシウム・リン・ 脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、Eを代表とする)・ レチノールなど
過剰摂取は言わずと知れた「生活習慣病」の原因となるほか、 赤血球が
壊れる、下痢、頭痛、吐気、発疹からひどくなれば 痙攣、意識障害、
呼吸不全、肝臓障害が起こることもあります。
- 過剰症を引き起こす可能性がある栄養素(2)
●ナトリウム
慢性的にナトリウムを摂りすぎていると、 動脈硬化、高血圧、胃潰瘍などの
危険性が高くなります。
●カルシウム
また、血液や筋肉中に存在し、心筋の収縮を増して心臓の規則正しい働きを
助けたり、刺激に対する神経の感受性を静めて過敏になるのを防いだり、
細胞の分裂に関係して成長を促すなど、からだの機能のほとんどに関係した
大切な栄養素なのです。